出雲そばは、甘皮だけでなく黒い殻の部分まで一緒に挽き込んだ、色が黒く香りの良いそば粉でそばを打ちます。
「水回し」 「こね」 「のばし」 「切り」という一連の作業を経て打ちたての出雲そばをご提供いたします。
その日の気温や湿度に左右されるそば打ちは、職人の熟達した技術が必要とされます。
そば打ちの行程をご紹介します
- そば粉をなめらかになじませます
- 水回し そば粉に少しづつ水を加える
- そば粉に水分をなじませ揉んでいきます
- 水分を含んだそば粉が少しずつ固まりになります
- こねの作業 こねていきます
- こねてこねて かなり力が入ります
- 空気を押し出すように均一に
- こねの作業終了
- のばしの作業 はじめは手でのばしていきます
- 円形に少しづつのばしていきます
- いよいよ麺棒の出番
- 均一にのばすよう繰り返しの作業です
- 巻き取って縦横のばす方向を変えながら
- 打ち粉をしながら徐々にのばします
- 職人の技 薄く均一にのびていきました
- 伸ばし終えたらたたんでいきます
- しわを作らず丁寧に折りたたみます
- 折りたたんで切るまえの状態
- 羽根屋のそばはのどごしで味わえる細めの麺です
- リズミカルに均一の太さに切っていきます
- 美しい蕎麦麺のできあがり
出雲そばは、甘皮だけでなく黒い殻の部分まで一緒に挽き込んだ、色が黒く香りの良いそば粉でそばを打ちます。
また容器は、出雲地方独特の「割子(わりご)」と呼ばれる器を使います。
割子に盛った冷たいそばにそば汁を直接かけて食べることにより、そば汁のかどがとれ、そばと汁の調和した味わいが楽しめます。